フィルターや化学薬品を使用しない工場排気の浄化装置
FLO-P 光分解酸化システムは、45 度を超える排気からの油分と臭気を除去するように設計されています。
FLO-P システムには、自動CIP清掃システムが搭載されています。これにより使用後は装置が自動的に清掃されるため日常のメンテナンスを最小限に抑えます。
空気中の汚染物質は酸化または低温焼却され、排気に含まれる臭いや有機粒子を最小限に抑えます。臭気単位OU/m3 の標準削減率は約90~98%です。
JIMCO工場排気浄化装置は、空気中の有機物質の含有量、気温、空気流量、油分・臭気破壊の要件などに基づいて、お客様の具体的な要件に合わせてカスタマイズされます。
ステップ 1: 暖かい汚染された空気 (一次エア) がユニットの下部に入ります。
ステップ 2: 一次エアは迷路型フィルターを通過することで大き目の油脂と水滴が分離されます。
ステップ 3: 一次エアは、二次エアと混合することで冷却されます (二次エアは生産ラインからのスポット排気を利用)。その後、混合された空気は凝縮を行う区間の傾斜を通過することで空気の流れにより更に油分と水分が分離されます。この工程により次工程の光分解酸化における消費電力が削減されます。
ステップ 4: 光酸化プロセスは、少量のオゾンも生成する特殊な低圧 UV-C ランプを使用して行われます。UV-C 光にさらされると、空気中の有機化合物が分解され、その後オゾンの処理によって酸化のプロセスが完了します。
JIMCOの工場排気浄化装置は、光分解酸化という独自の技術に基づいています。臭気の低減と空気処理のプロセスは、紫外線 C(UV-C) とオゾンの組み合わせを使用する 光分解酸化プロセスと呼ばれる技術を適用し行われます。
光分解は、UV-C放射により有機粒子 (脂肪や油など) の光子分解を可能にするプロセスです。またオゾン分解は、有機粒子が低温燃焼を経たオゾンによって分解される酸化プロセスです。オゾン (ランプによって生成される)は、自然界に存在する不安定な天然ガスであり、地球の表層で殺菌の役割を担っているものです。
Jimco製品に使用されているUV-Cおよびオゾン技術は、ドイツとデンマークで開発・テストされ証明を受けています。
UV-Cとオゾンの両方が、Covid-19 の発生源である SARS CoV2 を含むMERSやSARSなどのコロナウイルスを排除するためにテストされ効果が実証されています。
特別な設計と制御がされているUV-Cランプによって量が調整されて生成されるオゾンが、ウイルス、バクテリア、カビ、真菌の組織を破壊します
用途:工場排気設備からの油分と臭気の低減、空気温度45度以上
反応室:耐酸性ステンレス(SUS316)
UV-C ランプ:Jimco Photozone lamps™。実際に必要となるユニット数と電力は処理される汚染物質と空気の量に応じて設計。
制御システム:モデムとアラーム信号付き産業用 PLC コントローラー
クリーニング システム: FLO-Pシステムには自動CIP清掃システムが搭載されています。これにより使用後は装置が自動的に清掃されるため日常のメンテナンスを最小限に抑えます。CIPシステムは、必要な清掃処理プログラムを組んだPLC によって制御されます。
FLO-K 光分解酸化システムは、45 度 以下の排気からの臭気を除去するように設計されています。
FLO-K システムは一次エアの処理に冷却用二次エアを必要としません。
空気中の汚染物質は酸化または低温焼却され、排気に含まれる臭いや有機粒子を最小限に抑えます。臭気単位OU/m3 の標準削減率は約 90 ~ 98% です。
JIMCO工場排気浄化装置は、空気中の有機物質の含有量、気温、空気流量、油分・臭気破壊の要件などに基づいて、お客様の具体的な要件に合わせてカスタマイズされます。